カメログ

カメのように長く、カメレオンような多様性を

成功するもっとも効率的な方法はあきらめないことだと悟った

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成功したい!と思うのは人類共通の願いでしょう。そのために様々な本が出版され、著名人も成功体験について解説しています。

しかしながらその内容は、言葉の違いこそあれど本質は数百年前から変わっていませんそれは、あきらめずに続けることであるというものです。

継続は力なりで、粘って、粘って、何度も何度もチャレンジしないと何ごとも成功しない。

稲盛和夫

誰でも、私のようにたくさん打席に立てば、良い打率を残せるようになります。

ウォルト・ディズニー(1901~1966)

 

例を挙げるときりがないくらいに皆同じことを言います。しかしどこかに最短距離で楽に成功する方法はないのでしょうか?

なぜ彼らは辞めずに物事を続けることができたのでしょうか。

成功の原理は雨乞いと同じ

成功の定義は人によって異なりますが、その本質はビジネスでも恋愛でも勉強でも変わりありません。先ほども書きましたが続けるから成功するのです。

現在の日本では、行われていませんが昔は雨乞いという呪術的・宗教的儀礼が行われていました。その名の通り雨を降らせる儀式です。

多くの文化圏では雨乞いは、「雨は神からの贈り物であり、それが途絶えるのは罰である」という観念が存在します。神様の注意を惹き、喜ばせるために火をたいたり、神楽を踊ったり、太鼓を鳴らしたり、過激なものでは生贄をささげました。あるいは、わざと禁忌を犯して神様を怒らせて雨を降らそうという考えも存在したそうです。これらの雨乞いは定期的に行われ雨が降るまで続けたそうです。

さて、改めて考えてみるとこの話は少しおかしくありませんか?

まず、生贄や神楽をささげたところで雨の降る確率が高まるのでしょうか恐らく可能性は変わらないはずです。しかし、昔の人はそれでも工夫をして続けて何とか雨を降らそうとしました。

ここからは以下のことが学べるはずです。

①成功は運しだい 成功すればラッキー

②最も成功すると思われる方法をためして確率を上げる

③信じて行動をし続ける

雨乞いは科学的根拠は全くありませんが、実際に成功しました。成功は基本的に偶然の産物だと考えれば、そこまで気を張らなくてもいいのかもしれません。成功しようと考え過ぎると失敗した時の反動が大きいので どうしても続けるのが億劫になりやめてしまうのです。頑張りすぎないことが大切なのかもしれません。

現在出版されている成功するための秘訣やノウハウなども絶対に成功するとも言えませんし、成功しないとも言えません。ただ言えるのは、「できる!」と信じて工夫を続けた人が成功しているだけです。結局は確率と運の問題なのです。成功の基準やタイミングには個人差があるので一概には言えませんが、続けることは至難の業なので続けることが最も確率が高いのです。

プロ野球選手になるためには、まず野球を始めないと間違いなくなれません。そして野球を続けないとなれません。しかし、その中でもなれるのはごくわずかです。そこはプロになるためにありとあらゆる工夫を行った結果 最後に運が絡んでくるのです。

だからこそ何もしないで成功したい!というのは完全に運頼みであり成功確率はずっと低いのです。

なぜ成功者は続けられるのか

ではなぜ成功者は成功するまで続けられるのでしょうか?恐らく要因はこの3つのどれかにに分かれるはずです。成功には個人差があるとはいえ、数年も同じことを続けるのは容易なものではありません。1日数分でも積み重ねれば膨大な時間になります。それをつぎ込むエネルギーの根源はどこに存在するのでしょうか?

① 好きだから

今やっていることが、好きでいつまでもやっていたいと考えているタイプです。スポーツが好きな人はそのスポーツを嫌いにならない限り基本的には辞めたりはしないでしょう。「好きこそもの上手なれ」です。しかしここで注意しておきたいのは心の底から好きかということです。何となく好きというものは、何らかの拍子で嫌いになったときにまた戻るということができにくくなります。心の底からという基準は、人によって若干違いはあると思いますが他人から大きな影響を受けたものなどが当てはまると思います。スポーツが好きになったキッカケは、プロの選手からという人も多いのではないでしょうか?

② 得意だから

今やっていることが、ほぼ無意識にできるタイプです。特別好きなわけでもないけれど、何となくできる。やっていて苦にならないなどが当てはまります。特別な労力をかけなくても続けられることはありますか?もしある場合には、それを続けるのが最も成功する確率は高まりますよ。

③ 命にかかわっているから

睡眠や食事は、ほぼ毎日我々は続けています。なぜでしょう?それは、睡眠や食事をしないと辛いですし、その先には死が待ち受けていることが経験上わかっているため脳は全力で死を避けるために行動するのです。つまりは、今やっていることをこれをやめたら死ぬぐらいにまで自分を追い込めば、脳は自然と生存するために努力をするはずです。人間は生には一番貪欲です。そしてそのつらい時期をともにしたものには、自然と愛着が沸き好きになる。だから辛い時期を脱出しても続けることができるのです。

まとめ

いかがでしょうか? 極端な面もあると思いますが、成功の仕組みはやはり続けることにあります。それは、最も成功する確率が高くなるからなのです。そして、成功は個人差があり運にも左右されるのです。いつかは成功すると信じて成功したらラッキーと思うのがちょうどいいでしょう。

成功の法則

①成功するまで工夫をこらして続ける

②今やっていることが好きか、得意か、命にかかわっているか振り返る

③成功は信じるが、意識しすぎない

④成功したらラッキーと考え辞めずに続ける